エテルネル -plus-
おまけ1
翌朝
「ぬぅを お ぉ を ぉ ……」
「大丈夫?」
「だ、だいじょばない……」
「全く…だから生ハムはやめろって言ったのに」
「でも一晩しか経ってないし…」
「ホテルの冷蔵庫は性能が良くないから信用ならないんだよ」
「うぅう……ぉ、おをぁあ……(ぐぎゅるぎゅるぎゅる)」
「普通お腹下すのは僕だと思うんだけどね」
「何で?」
「精液で」
(げっふ、げっふ)
「……悪いことをしている自覚はあるんだね」
「ゴゴゴゴゴメンナサイ……(←いつも中出しの人)」
「別にいいけど、すぐ処理すれば…………?」
「?」
「龍麻、これは?」
「携帯充電してるんだけど?目覚まし代わりに…」
「……(溜め息)」
「ほぇ?」
「冷蔵庫のコンセント抜いて充電する奴がいるかぁッ!!」
(スリッパ突っ込み)
「ぴぎゃーー!」
「……自業自得!(心配して損した!)」
「……ぐっすし(…確かに一晩常温じゃ…腐るわな)。って!」
(ぎゅるぎゅるぐぎゅぎゅぎゅ…)
「ぬぅを お ぉ を ぉ ……」
「やれやれ……」
おまけ 2
「そういえば龍麻」
「何?」
「フランスの方で、なんか妖しい宗教団体が壊滅したっていう噂を聞いたんだけど?」
「へーぇ、まぁあっちの業界も色々大変だしなー(目逸らし)」
「なんでもカバラ系の亜流…というより邪教だったらしいけど」
「へーぇ、今時カバラだなんて古いよなー(目逸らし)」
「(ま、別にいいんだけどね…)」
更に後日。
各国語で「触らぬ神に祟りなし」という東洋の格言が書かれたメモと、不思議なビデオテープが裏社会に流通する。
それと時期を同じくして、龍麻と、壬生を始めとする龍麻の愉快な仲魔達への襲撃が格段に減ったという。
「で、今度は何したの?」
「あ、うん御門に頼んで……ってヤッテナイヨ!俺何モヤッテナイヨ!」
「(ま、別にいいんだけどね…)」